フレームアレスターとは

フレームアレスターとは、可燃性流体(ガスおよび揮発ベーパー)を扱うプラント・タンク機器における安全装置として取付けられ、プラントの内外で起こった爆発の際に発生して伝ぱんしようとする火炎を消炎する逆火防止装置です。火炎を消炎することにより二次災害の原因となる火炎の伝ぱんを防止することができます。

プロテゴ製フレームアレスターは ISO16852規格の評価試験にて消炎性能の認定を得た製品となっており、世界標準であるクリンプリボン(波板)構造の消炎素子を使っているのが特徴です。またプロテゴ製フレームアレスターは欧州防爆指令ATEXの型式認定も得ており世界中のプラントに安全装置として採用されている実績があります。

フレームアレスターは設置レイアウトにより大きく2つに分類されます。パイプラインおよび機器と機器の間など、配管の中に組み込まれるものはインラインフレームアレスターと呼び、配管または機器の末端およびタンクの大気放出部に取付けられ、落雷や外部の火災などによる火炎の侵入を防止するものはエンドオブラインフレームアレスターと呼ばれます。

プロテゴでは、爆ごうを消炎することができるデトネーション用フレームアレスターをはじめ、規格によりガスの種類をカテゴリー化されたプロパンガス相当のIIAカテゴリー、エチレンガス相当のIIB3カテゴリー、水素ガス相当のIICカテゴリーのみならず、酸化エチレンガスやアセチレンといった特殊に分類されたカテゴリーのフレームアレスターまで提供可能です。

さまざまなアプリケーションに対応できる型式を保有しており、規格で要求されている圧力条件(インラインは160kPa(絶対圧)、エンドオブラインは110kPa(絶対圧))、温度条件60℃を超える仕様でも対応可能となっています。

すべてのフレームアレスターが型式認定付きとなり、消炎認定書の発行が可能ですので安心してご使用いただけます。

フレームアレスターの標準的構造
図1.フレームアレスターの標準的構造
フレームアレスターユニット
図2.フレームアレスターユニット